読書⇆思考の輪廻

何はともあれ。

【詩作vol.1 】「5月のユウウツ」

五月の風に揺れる サラリーマンの背広 やる気もなくただただ 生きる疲れを抱え

桜散る季節に 心もざわめく五月 どこか遠くへ行きたい 逃げ出したいと思う

だがそこには現実がある 職場には出勤しなければならぬ 五月病と呼ばれる病にかかり ただただうつろう日々に

酒に逃げたり愚痴をこぼしたり 嫌な上司に八つ当たりしたり それでも生きていかなければならぬ 五月病はいつか過ぎ去るだろうか