【詩作vol.3】「風に吹かれて」
ただ一人風に吹かれて歩く
人々がすれ違い、生きることに疲れても
彼はただただ歩き続ける
心に抱いた孤独や悲しみを
誰にも言えずに抱え込んでいる
虚無感と絶望が、彼を襲いかかる
それでも彼は歩き続ける
ただ、何かを求めて 生きることの意味を見出すために
誰かと出会うために ただ一人風に吹かれて歩く
そして、いつかまた、誰かに会えるかもしれない
それだけで、彼は生きてゆく
本は聴く時代へ。
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